こんにちはバルコアです。

 

今もいったとおり、運河の水も大海の水も同じだ。

そうしたら人間の生命の中に存在する「この不思議な力(ヴリル)」というものは、造物主が持っている力と同じ力である。

 

さあ、そこで考えなければならないことがある。

人間として考えなければならない一番必要なことは、どんな場合があろうと、この造物主と自分の生命との結び目を固個に確保することである。

 

この結び目を堅固に保たないと、病が出たり、不運が来たりするのである。

 

病になったり、不運になったりすると、「自分には何も責任がない、その責任は他にあるのだ」と思うものだ。

 

たとえば、風邪を引いても、「どうして風邪引いたの?」

「今朝起きたときから気持ちが悪かったんだ」

運命が悪くなったときでも、「自分は一所懸命まじめにやっているのに、相手が不渡りを起こしたんだ」というふうに自分には何の責任もないように思っているふしがあるが、それはとんでもないことだ。

 

蒔(ま)いた種子のとおりに花が咲くのである。