こんにちはバルコアです。にやり

 

それから1か月ほどあとだったと思います。

ウェイン・リカーマンがミーティングをするためにロンドンに来ていました。

そのミーティングに行ったんですが、そこにその彼女も来ていました。

彼女に会ったとたん、深い悲しみとか惨めな気持ちが突然すべてドカーンと浮かび上がってきました。

彼女をどれだけ恋しく思っていたかを思い知らされました。

その日、ふたりで30分ほど話をしたんですが、彼女に立ち去られてしまったんです。

それからの数週間、僕はほんとうに、ほんとうに、ほんとうに落ち込んでいました。

 

そのあとロジャー・リンデンの週末リトリートに参加しました。

そのあいだずっと、つらくて落ち込んでいたんですが、状態は日に日にひどくなっていました。

運のいいことに、そのあとの月曜日にロジャーとの一対一のセッションを予約していました。

そのセッションでやったのはセラピーだけです。

苦痛や絶望をすべて感じて、それを全部話すということをしました。

セッションが終わるころ、非二元の話を少しだけしました。

ロジャーは観照者について話していました。

僕はダクラス・ハーディングの本を何冊も読んだことがあって、ダグラスのストーリーにも何度も参加していたので、そのせいんんだと思いますが、観照者というものは自分の背後の上方にある、ある種の局所的な存在だと思い込むという罠に陥っていました。

でもロジャーがそのとき僕に言ったのはこんなことでした。

 

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