ある山奥の神社にて
まあ、なんとも神社参りなんて
似つかわしくないほどの
派手な(チャライ)
格好のカップルに遭遇した。
一緒に御朱印を待ってると。。。
その厚塗りメイクに上下まつげ?の
その彼女が、これまた茶髪の彼に
『ありがとうここに連れて来てくれて。』
て 言ってるじゃないですか。
そういうこと 言う子なんだあ、って
(どんだけ偏見)
よくよく 彼女を見てみると、
そんな華美な装いから出てる、
骨に皮が付いてるだけの
細すぎる両腕・両足が見えて、、、
若いのに 杖をついてる。
高い厚底ブーツで
砂利道を歩くことさえ、おぼつかない。
一瞥で わかった。
彼女は、奇病難病に罹ってるってことが。
入院中で一時的な外出日か、
ほとんど外には出られない状態だと。
(まあ、私の勝手な想像だけど)
彼も アプリで調べに調べて
彼女の笑顔が見たくて
連れてきたかったのだな。
彼女の快復を願って。
(もう神頼みの段階なのね)
そんな病弱な顔と体を隠すように
あのメイク・ファッションなんだ。
久しぶりのデートに
頑張って 装って来たのだ。
ああ、人の装いって
その人の 精一杯の
”自己表現”なんだ。
ということを
改めて気付かされた。
欠点弱点コンプレックス
そんな自分をさらけ出したくない。
んでもって、
可愛い、美しい、格好いい、素敵~
って 思われたい。
可哀相に思われたくない、
上から見られたくない、
バカにされたくない、
嫌われたくない、
そして、”愛されたい”
ってことなのね。
とても 素直な人だってこと。
ああ~心も体も 健康で
人からどう思われようが
気にしない、関係ないって、
図太く、開き直れる人間は、
(拗ねてるともいう。。。)
そりゃあ、素っぴんで 格好も気にせず、
外に 出られるわけだなあ。
(逆に可哀相に思われがち)
いままで 華美な、派手な
メイク・ファッションの人を
あまりにも 外見にこだわる人を
美や高級感を求める人を
どこかで 偏見視して、
愚かだと 思ってた。
(人間、中身やろ!って)
人を外見で判断してたのは、
誰より 私だった
って 話です。
心の中で しっかり反省し、
懺悔させていただきました。。。