「止まらない気候変動と人口増加」これはFLORAが発表でよく用いるフレーズです。
FLORAが開発した数々の秘術は、この問題を自分ごととして捉え、
微力ではあるけれど社会貢献しようと取り組んできた成果です。
さてまもなく10月ですが、16日は「世界食料デー」。
国際連合食糧農業機関(FAO)の創設記念日である
1945年10月16日にちなんで制定されました。
毎年、この時期に食料について考えようという取り組みが世界で行われています。
さて今年も世界食料デーが始まります。
世田谷自然食品、国際連合世界食糧計画WFP協会、グリーンピース・ジャパン
カルビー、 国際農林業協働協会、国際農業開発基金(IFAD)日本連絡事務所など
たくさんの賛同団体が支援活動をしていますが、
その中になんとFLORA HUNTERSの名前もあります。
この機会に、今年開発したばかりの泡散布システムはもちろん、
機能性集水システムやキャピラリーバリアによる塩害抑制システム
水質浄化と食糧生産を同時に行うハイブリットシステム、
昨年の節水型ミスト栽培システムなどを公開していく予定です。
世界食料デーの2023年のキャッチブレーズは
Water is life, water is food. Leave no one behind.
(水は命、水は食料。誰も置き去りにしない)
まさにFLORAnoテーマです。
皆さんもこの機会に毎日の食事ついて考えてみてはいかがでしょうか?

現在、名久井農業高校は考査の真っ最中。
年4回ある考査の2回目が今月いっぱい行われています。
シーンとした教室の窓から眺める風景は秋の名久井岳。
秋空の中に抜群の存在感を示しています。
このように名農はどこの教室からでもこの絶景が見えます。
全室マウンテンビュウが名農の自慢。
そして下に広がるのは緑化日本一に輝いた緑のキャンパスです。
名農生は3年間、この絶景の中で過ごすのですから本当に恵まれています。
さて考査が終わるとすぐ2年生はインターンシップ。
3日間ですが、各自、地元の会社などで働く企画です。
それが終わるとFLORAは大阪大学を訪問。
お世話になった教授から招かれました。
それが終わると名農は生徒会と農業クラブの役員改選。
今年3年生は1名、2年生は2名が役員でした。
3年生は引退ですが、2年生はどうするのでしょう?
少数精鋭となっている今の名農、八面六臂の活躍が求められます!

これはシャボン玉。3年生がかつて実験したものですが
この液は洗剤ではなく植物のムクロジ原液です。
除草剤の泡散布研究を行っているFLORAですが
もしかしたらシャボン玉もできるかもしれないと試してみました。
するとこの通り。ちゃんとできました。原液の作り方は簡単。500mlの水に
ムクロジなら10g前後、サイカチやセイタカアワダチソウなら
15g以上入れて鍋で15分間煮るだけ。
あとは冷ますとシャボンの液になります。
FLORAが遊んだところ、ムクロジの泡は結構強く
そう簡単に消えませんが、サイカチなどは早めに消えます。
きっとサポニンが少ないのだと思いますが
アルコールで抽出するともっと出てくるという文献もあり
機会があったら試したいと思います。
さてFLORAがこの2年間かけて取り組んできた除草剤の泡散布。
7月にQ1と呼ばれる研究発表SHOWに出演し、最優秀を受賞しました。
その様子が朝日放送系列で明日13:55から約2時間の番組となって
全国放送されます。FLORAという名前は使っていませんが
彼らの勇姿をぜひご覧になってください!