
農業クラブには昔から級位検定というものがありました。
今はFFJ検定といいますが、中身は変わっていません。
この検定は自分が取り組んでいる研究活動、つまりプロジェクト活動を
客観的に評価してもらう制度です。
1年生の時に挑戦するのが初級。農業高校入門編です。
先生主導で1年間取り組んだ研究成果を簡単にレポートにするのですが
1年生はここで研究のまとめ方を学びます。
名久井農業高校では2年生からは科目「課題研究」で
研究活動を本格的に始めます。
その成果をまとめて2年生で挑戦するのが中級です。
一般にここまでが必修ですが、名農ではもうランク上の上級まで
挑戦してもらっています。なぜなら中級で製作した研究レポートや作文のほかに
筆記試験や他校の先生による面接を受けるだけだから。
これはFLORA3年生の合格印ですが2年時に中級、上級の2つを
取得しているのがわかります。
現在FLORAの3年生が挑戦しているのは特級。数千人に1名しか取得しない
最上位のものです。結果は10月下旬頃には発表になるはず。
農業系大学に進学するのに大きな後押しとなります。