4月に剪定枝を鹿沼土に挿し木したイチジク。
土肥実験室で水を管理しながら放置すること既に1ヶ月経ちました。
現在はご覧のように葉が展開しています。
中には夏果をつけているものもあります。
チェックしてみると発芽率はなんと100%。
ここだけで50本以上の苗木が育っています。
しかし問題なのは発根。あまり暑いところに置くと
発芽はしますが、発根せず枯れてしまうという資料を見つけました。
そこでプラスチックコップをよく観察してみると
立派な根が出ています。全株確認できませんでしたが
なんとなくいい感じに育っているようです。
先日、下北地方でイチジク栽培を行おうと1000本もの挿し木に
取り組んでいる農家がニュースで紹介されていました。
それによると温室の中で育てるとのこと。
冬の厳しい下北なのでわかるような気がします。
FLORAが狙っているのは露地栽培。
奇跡的に温暖な南部町ならできると考えているからです。
温暖な地方の果物が北上し始めています。