
これはいったい何を分析しているのでしょう。
間違ってもビールを飲もうとしているところではありません。
それにしても梅酒のようなブランデーのような
琥珀色の液体がとてもきれいです。
しかし、なんとも想像のつかない不思議な実験です。
これを行ったのは2年生の男子2名。
この面白い装置はザーンカップといいます。
この液体はムクロジの抽出液。
一定の水量にどれぐらいの量のムクロジを入れると
FLORAが求める耐久性のある泡になるのかを探るため
さまざまな方法で抽出した液の特性を調べているのです。
面白いことに、このカップには小さな穴が開いています。
したがってこのようにカップの底から流れ出てしまいます。
彼らは流れ出るまでの時間を測定して、粘性を調べているのです。
正確に分析するには高校では、とてもお目にかからない特殊な装置が必要。
どうすれば簡易的にでも調べられるのか、FLORAの試行錯誤が続いています。