一般に宿題といえば夏休み中にやるもの。
しかし昔、名農で講演した青森県のタレントである「伊奈かっぺい」さんが
「夏休みの宿題は毎日計画的に取り組んではいけない」と名農生に訴えていました。
なぜなら会社に勤めると山のような仕事が急に与えられ、
「明日までによろしく」といわれることが多々あるから。
これに対応するには夏休み明け直前まで宿題をせずに、
一気に仕上げる練習をしておいた方が良いとのことでした。ある意味正解かもしれません。
さてこれは久しぶりに見た「ミスト栽培」のポスター。
今から1年前、徳島県で行われた学会やオンラインで行われた学会で披露したものですが
よく見るとかなり中身が違います。同じミスト研究ですがデータや実験内容が最新版。
国際大会で披露する内容に更新されているのです。これを発表するのは2年生の3名。
9月上旬に東大で開催されるある学会で発表することが昨年の冬から決まっているのです。
初めての対面でのポスター発表は不安だと思います。
しかし2学期始業式明けは、10日ほどストックホルムに遠征しているため
FLORA事務所も日本代表の2人も指導できません。
つまり帰国するまでの課題研究は、自分たちだけで活動しなければなりません。
とはいっても、ここに掲載されているデータの多くは彼ら2年生がとったもの。
したがって少し説明すると自分たちで練習できると判断しました。
まさに夏休み明けに取り組む宿題です。
さて今日は夏休み中最後の2年生の課題研究。
ポスター発表の自主練習が始まります。