他のメンバーがボランティアアワードを楽しんでいる中、
国際大会に出場する2人は居残りで英語の発表練習をしています。
今は質問練習の合間に、とにかく多くの方の前で発表し、
緊張に慣れることに努めています。
とはいっても、いくら知っている名農の先生の前でも
英語を話すといういつもと違う姿を見せるのは恥ずかしいもの。
穴があったら入りたいはずです。
しかしそんな弱い自分から脱却するには、自ら苦手な状況を作り、
果敢に向かっていかなければなりません。
まるでノーガードでの世界チャンピオンの前に立つボクサー、
クロスファイアの中に無防備で飛び込む戦士のようです。
さてこの日は、他県の高校の先生方が名農を視察にきていました。
するとどうでしょう。彼らの練習している土肥実験室に
たくさんの人が近づいている気配を感じます。
なんと発表練習の見学に来てしまったのです。
でもこれは一皮剥ける絶好のチャンス。
そこで思い切って2人は発表を披露することにしました。
もちろん英語なので、発表後は日本語で要点を説明する必要があります。
でも大丈夫、初めて聞く方に優しくわかりやすく伝えていました。
最後は大きな拍手。小さな出来事ですが、大きな自信につながりました。
褒められて伸びるFLORAです。