
王様やお姫様ベッドの上には天蓋というカーテンのような
吊る飾りがついています。調べてみると昔の西洋では
寝室という発想がなかったようで、天蓋を吊るして仕切ったといいます。
そんな暮らしをしていたので天井からの埃や隙間風から守る必要があったんですね。
さてここはFLORAの本拠地である馴化温室。
天蓋のあるお姫様ベッドのような温室です。
しかし昨年、寒冷紗でできた天蓋が落ちてきて
活動しにくい状態になっていましたが
この春、男子メンバーが梯子に登って修理してくれました。
馴化温室での天蓋の役割は直射日光を遮るため。
温室の前室であるこの場所はFLORAのミーティングの場所です。
しかし見上げると屋根はガラス。そこで寒冷紗を吊るしているのです。
TEAM FLORA PHOTONICS時代はメンバーみんなここが大好きで
放課後も集まって談笑していました。そばに自販機があるので
最高の休憩場所だったようです。しかし今は5月になると灼熱地獄。
いかにこの場所から早く脱出するかというゲームになってしまい
とても残念に思います。毎年じわじわと暑くなってきているため
昨年との気温差は感じませんが、FLORAが結成された15年前と比べると
明らかに違います。かつての気象班のデータと比較してみたいものです。