
春なのに紅葉。
校舎から第3農場に続く名農名物「もみじのトンネル」です。
今年は名農創立80周年。傘寿という節目の都になります。
そのため5月に記念植樹、11月には式典が開かれる予定です。
さて、ご存知の通り、名農はかつて前川原農場、
つまり第1農場に建っていました。
度重なる水害を避けるため、現在の高台に移転したのは昭和47年。
ところが移転当時は造成したばかりで校地には緑がなく
砂埃が舞い、周辺の方々にもご迷惑をかけていたといいます。
その対策として始めた緑化活動。そのおかげで
現在は森の中に建つ美しい学校になったのです。
計算してみると移転してから50年以上。
この美しいもみじのトンネルも50年経っているのかもしれません。
毎年見る景色ですが、春の新緑のイメージを覆す
鮮やかな色合いにはいつもびっくりします。
実は第1農場には同じ樹種の大木があります。
このトンネルは大先輩方のいたずら心ある樹木のチョイスかもしれませんが
本校舎の思い出として移植したものかもしれません。
理由はよくわかりませんが、今も後輩たちを楽しませています。