
2024年のFLORAは3年生7名、2年生3名の総勢10名。
全員一丸となって水の国際大会出場の座をつかみました。
そこで春休みの2日間、さらに研究精度を高めるために全員で準備を行いましたが
最後は実際に日本代表として成果を世界に披露する2人が仕上げをすることになります。
つまり8名のメンバーが指示に従って作業し、代表の主任研究員がチェックするのです。
するとどの装置も完璧に接続され、まったく問題ありません。
これだけ複雑なシステムですから、誰か失敗していると思っていたのでこれには驚きです。
でも問題なのは肝心のミスト装置の不具合が多発。
20台の装置を事前にチェックして異常ないかを確かめて
取り付けているのですが、長い時間発生させていると不具合が出てくるようです。
止まった装置を見つけたら印をつけて調整。そして再始動させます。
それでも止まったら装置交換となります。
この日のチェックでは20台中、5台が途中で止まることがわかりました。
幸い手持ちの予備装置は7台。取り替えてなんとか持ち堪えましたが
夜間に止まったらお手上げです。予備はもう2台しかありません。
そこでこの日の午後には至急、予備の装置を追加注文。
単価はそれほど高くありませんが、数が数だけにお金がかかります。
でも渋っていたら何もできません。研究はお金がかかるものと覚悟して
FLORAは昨年いただいた副賞のすべて注ぎ込んでいます。