昨年の秋、本拠地である馴化温室脇の大鉢に
イチジクの苗木を植えたFLORA HUNTERS AQUA。
いつもの面白半分の愉快犯ですが、新しいプロジェクトでもあります。
青森県南部町は自他ともに認めるフルーツの里。
バナナとパイナップルとミカン以外はなんでもとれるというのが
よく耳にする南部町のキャッチフレーズです。
しかし経済栽培となるとやはり限られてきます。
なかでも温暖な地域の果物であるイチジクの北限は秋田といわれ、
まだ本格的なイチジク畑は青森県にはありません。
温暖化でリンゴの着色が悪くなり、困っている農家。
そこで温暖化を逆手にとってフルーツの里の新たな目玉にしようと
イチジク栽培に挑戦したというわけです。
問題は冬の低温と雪。今年は暖冬ということもあり
なんとか越冬しています。気になるのはこれから降る重い春の雪。
まさ昨日、ご覧のように降りましたが
積雪量が少ないので、なんとか乗り切ってくれるはずです。
秋の初物を目指して可愛がりたいと思います。