ご覧ください。おかしなペットボトルだとは思いませんか。
大きなペットボトルの中に、もうひとつペットボトルが入っています。
さらにその二重のペットボトルが、板に固定されているではありませんか。
これは新しい水耕栽培装置。今までにない発想の元に製作されたものです。
完成版には、まだほど遠いプロトタイプですが
試作することで、これから正式に作る装置のイメージが湧いてきました。
さて温室が生産現場である環境システム科ですが
実際に作物を栽培するとなると、やはり4月に入らないと不安。
なぜなら年々暖かくなっている南部町ですが、霜は4月まで降りるからです。
まして燃料費の節約のため無加温で稼働している温室では、
枯らすこと間違いなし。焦ってフライングしたら元も子もありません。
いそがばまわれ。そこでFLORAは、冬のうちにいろいろアイデアを試行錯誤し
きっちり計画を立て、それに合わせた必要物品を着々と調達。
そして4月に一気に実現していくスタイルを長年とってきました。
この不思議な装置は何に使うのかは、まだ内緒。
ハイリスク・ハイリターンの雰囲気が漂っています。
ちょっと面白い一発水耕ギャグでびっくりさせたいと思います。