ここは環境システム科のイチゴ栽培温室。
大きな施設ではありませんが、観光イチゴ園によくある
立体型の栽培装置が導入されています。
秋までは環境システム科が全国に誇る学校設定科目「起業チャレンジ」も
この温室で展開されていましたが、さすがにもう栽培は終了。
したがって今はイチゴだけが栽培されています。
小さい温室ですが、名久井農業高校で最も新しい栽培施設。
ミストを発生させるクールファンやLED照明など
新しい装置が整備されているので、ここを本拠地にしている
環境システム科養液栽培班はきっと楽しく研究しているはずです。
さてここ栽培されているイチゴは、ときどき校内販売されています。
LED育ち、太陽光利用型植物工場という付加価値を全面に出して差別化を図れば
きっと販売も含めた面白い活動ができるはずです。
赤や青のLEDはポリフェノールの含有量を高めます。
かつてTEAM FLORA PHOTONICSの先輩はLEDで機能性を高めた
ブルーベリージャムやスムージーを作り、受賞したことがあります。
ポリフェノール強化した機能性ジャム。ありそうでない商品群です。
クリスマスといえばイチゴ。でもこの温室のイチゴの収穫は来春。
気長に春を待ちましょう。