馴化温室でまだ一人ナガイモ を栽培している男子。
まもなく枯れるので、その時は収穫だと話していました。
しかし先日、温室を覗いてみるとびっくりしました。
ここには3つの区が並んでいるのですが、左と中央の葉は枯れています。
セオリーからいくと収穫して良い合図です。
ところが右側のナガイモがまったく枯れません。信じられません。
実は3区とも栽培している土が違うのです。
この右側の緑の葉をつけている区の土はなんだかわかりますか。
なんとアフリカの南西部にあるナミビアの砂。
いわゆるナミブ砂漠の赤い砂です。
今、世界では砂の争奪戦が始まっています。
しかし大量にある砂漠の砂は、あまりにも粒子が小さいので
建築材料にならず、栄養分がないので農業でも使えません。
それを逆手にとってナガイモの栽培に用いてみたのです。
うまくいくのか、失敗するのかまったく想像すらできません。
なぜこの区だけ枯れずに緑の葉をつけているのでしょう。
掘ってみなければわかりません。果たして収穫はいつになるのでしょう。
さて2泊3日の関西遠征から昨日の夜帰ってきたFLORA。
休むまもなく今日から授業。こちらもアンビリーバボーです。