
環境システム科の草花温室できれいな寄せ植えを発見しました。
名農生が作ったものかと思ったら、なんと農場で働く皆さんの作品だそうです。
理由を聞いて納得。実は名農祭でハボタンやビオラ、パンジーなどの
寒さに強い花壇苗を販売していますが、
どのように利用すれば良いかわからない人もいるとのこと。
そこでお手本として寄せ植えを作ったというわけです。
これならこの写真を撮り、必要な苗を必要な数だけ購入し、
ご自分で楽しみながら作ることができるので安心です。
なんとも可愛らしい色合いの寄せ植え。お見事です。
ところで3大園芸作物である野菜、果樹、草花ですが
お隣の農業高校には草花を専門に扱う研究班はありません。
したがって太平洋側の農業高校では名農の草花研究班が唯一。
青森県内でも貴重な存在になっているようです。
農業の中で草花は最もオシャレな分野。かつて花屋さんはもちろん、
保育士や介護福祉士になった際、現場で生かせるスキルを習得しようとする
女子生徒で倍率が2倍以上にもなったことのある園芸科学科。
課題研究の希望を取ると、ほとんどが草花班希望だったため
4名もの先生を草花班に投入し、彼女たちのニーズに応えたこともあります。
園芸は胃袋だけじゃなく、心を満足させることができる生活に欠かせない分野。
生物生産科と環境システム科が分担しながら、これからも名農を支えて欲しいものです。