
かつて緑化活動日本一を受賞した美しい名農のキャンパスが
紅葉し始めたと紹介しましたが、なんだかちょっと違います。
例えば左側の樹木。全体が紅葉する前に早々と頂部が枯れ、散っています。
いつもなら緑の葉が黄色や赤に変わり、紅葉を楽しませてくれた後
茶色に枯れて落ち葉になるのですが、色づいている期間が短いのです。
つまり紅葉してきたと思ったら、いつのまにか枯れているのです。
FLORAのメンバーいわく「きたない」。
美しい紅葉を期待していたので、きたないといいたくなるのは理解できます。
秋になっても暖かい日が続くので色づきが悪く、
そうしているうちにいきなり冬の寒気が入ってきて枯れる。
つまり短い秋が影響しているのではないでしょうか。
これでは愉快犯の第4弾「紅葉のライトアップ」は実行できません。
あと100年もすると、冬は2ヶ月間と短く、さらに春と秋も短くなり、
1年の半分は夏になるという嫌な研究報告がありました。
美しい紅葉も桜もいったいどうなるのでしょう。
それ以上に深刻なのは農作物。
季節が狂うことで生育に異常をきたすことが予想されます。
その頃は地球の人口は100億人を突破。
食糧増産が緊急課題になっているはずです。
農業が扱う分野は食糧生産、品種改良、環境技術など多岐にわたります。
農業は田舎くさくて格好悪いなんていっていられません。
皆さん!興味のある分野からどんどん関わり
ワンチームとなって「きたない秋」になっていくのを止めましょう。