観光甲子園というビジネスプランコンテストがあります。
FLORAがチャレンジしたのは、2015年からたった4年間だけですが
今振り返ってみるとどれも甲乙つけがたいFLORA渾身の作品。
はっきりいって今まで行ったどんな研究発表よりも心に残ります。
今週は、祭りのため課題研究が休止。次回は1週間後です。
そこで活動の代わりに、この四部作を少しご紹介したいと思います。
さてこれは2018年の作品。TEAM FLORA PHOTONICS解散年に発表した
「ぐるっと視点を180度 〜神と手踊りに出会う旅〜」です。
南部町は若者の県外流出が止まらず、祭りの担い手不足に陥っています。
しかし日本文化を体験したいと当時、インバウンド観光で外国から
たくさんの観光客が訪れていました。このプランは外国人観光客が町に民泊し
神社の旗を持って町を練り歩いたり、南部手踊り発祥の地で本物の踊りを学んで
披露するなど見学者ではなく運営側として祭りに直接関わってもらい、
町の人手不足解消に貢献しようという約1週間のロングステイのアイデアです。
このディープなプランは、祭りの裏側の神事やしきたり、歴史を
知りたい外国人観光客と地域のニーズをマッチングできると高く評価されました。
パワーポイントを投影するため暗転した会場に流れる哀愁を帯びた祭囃子。
それはそれは鳥肌ものの12分でした。披露するには発表者、PC操作、BGM担当など
最低でも5名は必要。しかしこの年、FLORAはストックホルムに出発。
人手不足となったFLORAは、Jr.を招集して大会に参戦しました。
明日はそんな地元の秋祭り、今年も参加し、町を支援する予定です。