
ここにあるのは空気中の二酸化炭素濃度を測定する装置。
昨年まではコロナの流行で部屋の換気をする目安として
いろいろな場所に設置されました。
しかし今はもう目にすることはありません。
そんなこの時期、FLORAはなぜか時代遅れとでもいうべき装置を手に入れました。
環境システム科には紫外線やCO2濃度を測定できる装置があるのにです。
理由はあるメンバーの実験のため。
彼は春から実験を続け、ちょっと奇妙はデータを得ています。
しかし結論を出すには不十分のため、今は公開せず
来年も継続研究をすることになりました。
それはいいのですが、たいへんなことに気がつきました。
農業高校生は冬場にレポートを提出してFFJ検定を受けなければなりません。
公開しないということはレポートも出せないということです。
もう9月。そこで急遽、比較的に短期間で終わる実験に挑戦することになり
そのために測定装置が準備されたというわけです。
教室などに置かれていたものはとてもリーズナブル。
この装置は測定器としては、とても安価ではありますが、
FLORAにしてはそこそこの出費。
なぜならこの装置は、設定された時間ごとに測定し、記録を残せるロガー。
後日パソコンに接続して、その変化を分析することもできます。
でもみんながもう実験を終えて大会を目指すという秋に、
彼はいったい何を測定するのでしょう。
実験は残暑が去った9月中旬ぐらいから行われる予定です。