
環境システム科が全国に誇る学校設定科目「起業チャレンジ」。
3年生が3つの模擬農業法人を結成し、
水耕野菜の生産販売を競うユニークな学習です。
最大の特徴は、経営に関する重要な決定を学習者に委ねたこと。
何を栽培して、いくらでどこでどのように販売するかは
彼らの自由なのです。それだけに3年生はよく
最もやりがいのある科目だが、最も辛い科目だったと話しています。
さて2学期が始まった名農。起業チャレンジにも社員が戻ってきました。
こっそり覗いてみると野菜の姿が見当たりません。
やはり厳しすぎる残暑でお手上げなのでしょうか。
これも仕方のないことを思ってよく見ると
なんだか小さな芽が伸びています。
どうやらここに播種したか、小さな苗を植えたようです。
今は残暑厳しい毎日ですが、日長が長くなる春と違って
秋は栽培しやすい季節。うまくいくと10月上旬には
立派な葉物野菜が校内で販売されるはずです。
猛暑による野菜高値打開にトライする
チャレンジャーたちを応援したいと思います。