
ろ紙の上に乗っかっているのは水草。
インキュベータで乾燥させた淡水の水草で、モグサではありません。
これはFLORA HUNTERS AQUAの代表である男子メンバーのもの。
研究はスムーズにいきませんでしたが、なんとか液肥を作ることに成功しました。
左はよく金魚の水槽でお目にかかるマツモ。
アフリカやアジアの温帯熱帯に自生しています。
右はバリスネリア。こちらも世界中の湖沼に生えている水草です。
彼は水草を栽培する過程で、せっかくなら水質に
どのような影響を与えているのか知ろうと定期的に分析もしていました。
先日、4種類の水草データをまとめてみると、いずれも硝酸態窒素より
アンモニア態窒素が減っていることが明らかになりました。
調べてみると水草の生息する水中は空気が少ない嫌気性。
したがってイネと同じようにアンモニア態窒素を吸収するように
進化したことがわかりました。草花や野菜ではなくイネ寄りなんですね。
まだまだ研究途中ですが、これらの結果は、
まもなく 始まる学会主催の発表会サイトで公開されます。