馬淵川と優しい姿の名久井岳。南部町を代表する景色です。
しかし普通、流れる水は冷涼感を演出してくれるものですが、
どうも涼しく感じません。
理由は川の真ん中の中洲。中の島ともいいます。
昔は小さかったのですが、いつのまにかこんなにも土砂が堆積して、
ドッチボールができそうな大きさのグラウンドになってしまいました。
馬淵川は10年に1度氾濫する川。
氾濫を防ぐためにも川底を深くする必要があると思いますが
この場所ではそのような工事を見たことがありません。
ちょうどこの場所は遡上して来た鮭を捕まえる場所。
もしかしたらその辺りに深く掘らない理由があるのかもしれません。
さて「中の島ブルース」という古い歌には3番まであり、
歌詞には札幌、大阪、長崎の中の島がでてきます。
馬淵川も大きい川ですが、街になるぐらい大きな中洲ができるとは
ずいぶん大きな川なんですね。