あまりに暑いので2018年冬の名農の画像を引っ張り出しました。
雪の景色で少しでも涼しくなってもらえれば嬉しいです。
それにしても暑い毎日。夏休みはどの学校も同じで、
職員室など先生の仕事する場所には冷房が入りますが
FLORAをはじめ名農生たちが活動する教室や特別教室には入りません。
FLORAの活動は朝9時スタートで12時まで。でもこの3時間だけでぐったりします。
これからはこれが当たり前になるどころか、毎年、気候変動は激しくなり
気温はもっと上がっていくといいます。まさに不都合な真実です。
気候変動対策の難しいところは、真綿で首を絞められているところ。
明日や来年、地球に住めなくなるというものではないのです。
さらに二酸化炭素排出量を○%減らすなど対策は昔からいわれていますが
具体的に何をどうしろとは聞いたことがありません。
あるのは対策のため何かを我慢するという漠然としたイメージだけです。
そんなことから自分がもういない未来のために、
なんで今我慢しなければならないのかと思ってしまいがちで
なかなか大人は本腰になれないのかもしれません。
生物を通して環境の変化を誰よりも感じている農業高校生。
こんな環境での食糧生産はもう御免だとグレタさんのように
もっと危機感をもって怒ってもいいのではないでしょうか。
そして対策を具体的に示してもらい、
きちんと自分ごととして検討したらどうでしょう。
もしかしたら50年後の地球のためなら、
私たちは我慢できると宣言できるかもしれません。
手遅れになりそうな時、人はみっともなく慌てて動き出すと信じていますが
少しでも早く行動に移せるのは間違いなく若者のような気がします。