
「たけくらべ」といえば樋口一葉ですが、こちらのたけくらべはナガイモ。
一葉どころかたくさんのハート型の葉がついています。
男子メンバーが自作した真っ黒い栽培箱には4個のムカゴが植えられています。
ブラックボックスは全部で3つありますが、
今はどのムカゴもご覧のように順調に生育してネットに絡まって伸びています。
植物の縄張り争いをうまく利用している栽培法ではないでしょうか。
さて名農はまもなく夏休みに入りますが、課題研究はあります。
でも生き物を栽培や飼育している農業高校では当たり前のことです。
今年のFLORAの出校はボランティア大会の準備もあり、1人4回。
そのうち2回は全員揃って活動し、残り2回は似たような研究をしている
2人組ごとに出校しては、研究のまとめなどを行うことにしています。
とはいっても一番近い出校日は8月1日。
7月下旬に行われる工業系機械の講習などもあり、しばらく活動はできません。
このナガイモの自動かん水装置はもって1週間。
したがって時々出校しては、水の補給や機械のメインテナンスを
行わなければなりません。次回はどこまで伸びているでしょう。楽しみです。
ところで今日は待ちに待った体育祭。こちらは名農生のたけくらべですが
生物生産科と環境システム科の2学科しかない名農にとっては勝つか負けるか。
白黒はっきりつける戦いです。天気にだけは負けないように気をつけましょう。