先日、廊下にお米が積んであるのを発見しました。
よく見るとお隣の農業高校のもの。
ジーンズで有名なLeeの実習服ですぐわかりました。
新米のはずはないので、おそらく昨年のお米を販売しているのだと思います。
相変わらず「愛情 米 ました」とダシャレのネーミングがユニークです。
これを見て羨ましく思うのは、かなりショッキングな理由。
なんと果樹地帯の名農には水田がないのです。
かつての名農には小さな水田があり農業科時代に担当していましたが、
転勤先から戻ってきたら野球場になっていました。
したがって名農では田植えや稲刈り体験、そして自分たちで育てたお米を
食べる機会がないので、ちょっと羨ましく感じるというわけです。
さて前任校時代、農業科で一緒に田植えの準備や運営に携わってきた先生が
先日若くしてお亡くなりになりました。相撲の発展にご尽力された方で
まだまだ活躍されると思っていたのでとても寂しく感じます。
このお米を見ると水田で風を受けながら
学科の発展のため、ともに策を考えたことを思い出します。