
こちらはFLORAの男子メンバーが収穫した水草たち。モグサではありません。
左が松葉状の葉をたくさんつけるタイプで
右はイネのように長い葉を数枚つけるタイプです。
先日、彼は収穫したものをインキュベーターで乾燥させては
乾物重を測定していました。この乾燥水草の目的は肥料。
先人は海藻を争うように手に入れ、堆肥として利用したそうです。
しかし資料ではホンダワラなどの海藻は塩分を洗ってから積み、
堆肥に混ぜるなどして発酵させ用いたようですが
発酵するまでに1ヶ月以上かかり、また匂いやカビも発生するなど
とても手間がかかった記録されています。
今は化学肥料が主流のため、ほとんど姿を消したようですが
かつてはどこでも見ることができた作業だったとのことです。
さて彼が育てたのは淡水の水草。
そして狙うは手間のかかる堆肥ではなく、簡単にできる液肥です。
そんな彼が今悩んでいるのは乾燥水草から成分を抽出する際に
水出しでいいのか、それとも煮出すか。まるでコーヒーみたいです。
BARISTAの彼が出した答えは簡単、悩んだらどっちもしてみること。
比較結果が楽しみです。