
淡水の水草を肥料にする研究に取り組んでいる男子。
現在4種類の水草を育てていますが、
オプションとして考えていた水質浄化能力は
さほど期待できないことがわかってきました。
特に湖沼の底に根を下ろして育つタイプは期待外れでした。
その中で浄化を始めているのがこの水草。
南米などに自生する和名アマゾン・チドメグサです。
円形の丸い水中葉を広げますが、特徴は葉の節から出てくる根。
節ごとに出るので地下に根を張るタイプよりも根が多いのです。
根は水中から栄養分を吸収する器官。
やはり予想した通り、徐々にですが浄化を始めています。期待したいものです。
また嬉しい結果も出ました。先日、先に収穫した水草で液肥を作りましたが
ちゃんと茎葉から栄養分が溶出してくるので
肥料として十分つかえることがわかってきました。
また嬉しいことにCaなどミネラルも多く含んでいるようです。
7月中旬にはこのアマゾン・チドメグサも肥料になる予定。
皆さんのお役に立てればとラストスパートするFLORAです。