FLORAの本拠地である馴化温室前の広場で懐かしいものと出会いました。
それがこのピンクのサンパチェンス。
FLORAがサンパチェンスと出会ったのは2013年頃。
開花期の長い優れた草花という特徴のほかに
気孔がとても多いことから二酸化炭素吸収など
環境浄化にも利用できると話題となっていたからです。
当時のTEAM FLORA PHOTONICSは、このサンパチェンスに
植物ホルモン調整剤を散布したり、鉢中に菌根菌を植え付けたり
さらに鉢底に人工イクラの技術で硝化菌を固定したビーズを搭載するなどして
浄化能力をさらに高め、地域の公園の池などを数年間に渡り浄化していました。
名付けて「BIO-ENGINE」。園芸科学科在籍終期から
環境システム科に移籍した初期にかけて大活躍した研究活動でした。
そのBIO-ENGINEを製作していたのが、まさにこの場所。
サカタのタネさんの全面協力で、毎年ここに30鉢以上の大鉢が並んだものです。
こちらのサンパチェンスは、同じ環境システム科の草花研究班が育てているもの。
工夫した手前の試験区の成長が良いことがわかります。
さて今日は柏木農業高校で農業クラブ青森県大会が開催され、
この成果も披露されるそうです。久しぶりの本格開催。楽しんできてください。