
水耕栽培を主に学ぶ環境システム科。
そのため今年、課題研究で土耕栽培するメンバーは半分しかいません。
さらに1人を除いたほとんどのメンバーは
仮説を確認するだけの小規模な実験の予定。
したがって、ここにあるたくさんの培養土は
ある1人のメンバーだけに用意されたものです。
もちろん農場にはたくさんの土がありますが
圃場なので場所にとよって肥料成分がかなり異なることが予想されます。
実験するにはどうしても同じ条件が必要なため
農業高校ながら調達しているのです。
さて今日はそんな彼がいよいよ栽培を開始することになりました。
実験室の研究と違い、結果を得るまで約半年もかかります。
さらに誰も試したことのない栽培法なので技術的トラブルも考えられます。
新しいものトライするのがFLORAの流儀。
そのため思うような結果にならないことはよくあることで仕方がありません。
しかし凡ミスで失敗してしまったらかなりショック。
2年間しかない研究生活の半分が自分のせいで消えてしまうからです。
そのためここはかなり緊張する場面です。
彼はそのため春から繊細に検討して計画を立てました。
あとは自分のアイデアを信じて大胆に挑戦してほしいと思います。