
名農自慢のツツジの斜面が色づいてきました。
かつてこのツツジは半円状の形に剪定されていたため
花が咲いても前の木が邪魔をして後の花がよく見えませんでした。
そこで農場の先生方が考えたのか、大胆に平に剪定。
しかし最初選定した頃は、約半分の葉が落とされたため
なんだかみっともない形になりかなり心配しました。
ところが徐々に枝が伸び、葉に覆われるようになるとどうでしょう。
このように斜面全体の花が見えるようになり
より色を楽しめるようになりました。
テーブル珊瑚ならぬテーブルツツジです。
このように数年後の姿を想像しながら
デザインしていくのが造園の醍醐味です。
この地域にはかつての名農園芸科で学んだ
造園業者さんがたくさんいて、地域緑化に活躍しています。
満開までもう少し。ぜひライトグリーンにピンクという
NAKUIという文字のポップなトピアリーもあるので
ぜひ楽しんでほしいものです。