この野菜苗はなんでしょう。答えは「カボチャ」です。
カボチャの種子はご存知のとおりとても大きいのですが
中から出てくる初生葉も大きくお煎餅ぐらいのサイズです。
ところでカボチャは一般的に実を食べる野菜ですが
中には葉や茎を食べる人もいるそうです。
情報では炒めて食べるとクセがなく普通の野菜の炒め物。
海外でも食べる人が多いといいますが、日本ではあまり見たことがありません。
さてカボチャはウリ科。キュウリやメロン、
スイカなどが所属する大きな派閥に属しています。
農業高校に入ると最初に学ぶのが科名。まさに農業学習の入り口です。
この4月に入学した1年生も徐々にですが主な野菜の科名を覚えています。
ずいぶん覚えたので力がついたと感じる人も多いと思いますが
学習でも運動でも本当の力は自分ではわかりません。
そこで行うのが練習試合。他の人と比べて初めて実力がわかります。
そんなことから今月下旬に農業学習の練習試合である
名農農業クラブが主催する農業鑑定が開催されます。
農業の知識をクイズ形式で競うとてもユニークな大会です。
1年生から3年生まで展示された実物を見ながら同じ問題を解くので
誰が名農で一番物知りかがわかります。
1年生にとっては初戦。腕試しです。
ところで農業学習の本番っていつでしょう。
もちろんプロの農業者として、また家庭菜園の愛好家として
自力で栽培や経営に取り組むときです。