
10日ほど前の第1農場。
名久井農業高校が誇る大型の果樹園です。
咲いている花はリンゴではなくサクランボ。
大きなビニールハウスの骨組みの中で育っているのですぐわかります。
ビニールハウスの目的は雨除け。収穫期の6月は梅雨のシーズンのため
たっぷり水分を吸収してしまうと
果皮の薄いサクランボは果実がはちきれてしまいます。
それを防ぐために屋根だけビニールで覆うのです。
久しぶりに農場を覗いてみるともう花も散りぎわ。
今年は暖かかったのでどうやら果樹の花見のタイミングを逸してしまったようです。
残念ですが絶景は来年までお預けです。
さて連休明けの5月9日は名農名物の農作業支援活動の予定。
これは入学したばかりの1年生が地域の農家に出向き
1日農作業のお手伝いをしながら体験的に学ぶ名久井農業高校の名物イベントで
今年も南部町と地域の農家の協力で行われる予定です。
農業高校といえども非農家家庭が増えています。
1年生が緑に包まれた生産現場でどんなことを感じるか楽しみです。
確かこの日はみんなバラバラに分かれての作業。
いつものようにたくさんの仲間がいなく不安になるかもしれませんが
町内にいる限り、南西には名久井岳が見えるはず。
麗峰がどこにいてもみんなを見守っています。