
超節水栽培に挑戦しているFLORA HUNTERS AQUAの女子メンバーから
栽培を始めて2週間のイタリアンパセリの根を見せてもらいました。
左が一般的な水耕栽培。根を養液に浸して栽培しているものです。
この根は分枝数が少なく小さな根系になるといわれています。
そして右が先輩から引き継いだミスト栽培で育てた根です。
こちらは水中根の他に分枝根および根毛が発達した湿気中根が発達するため
大きな根系の湿気中根になります。
その違いはご覧のように、ひと目でわかります。
ミスト栽培のように水中根と湿気中根を持った植物は
温度適応性に優れ、不適な温度下でも根系の拡大・発達と
生理活性を維持できるといわれています。
かつてTEAM FLORA PHOTONICSは花壇の植物である
サンパチェンスから水中根を発生させ、浄化を行うことに成功しました。
あれから10年経った今、後輩のFLORA HUNTERSは
ミストという新しい方法で湿気中根という新アイテムを得ることができたのです。
この根を見た他のメンバーは、いったいどうなっているんだと
不思議な形状の根に驚いています。
なにはともあれ嬉しい手応えを得た彼女。頑張っています。