
この日、FLORA HUNTERS AQUAの3名が
自作の実験装置に植物を植え、とうとう実験をスタートさせました。
とはいっても完全にスタートを切れたのは今年の代表となった男子1名だけ。
残りの2人はまだすべて苗が手に入らないことから一部スタートとなりました。
もちろん3人とも水を扱う水商売チームです。
するとどうでしょう。1人の自作水耕容器から水が漏れ出しました。
想定外のハプニング。容器に穴でも開いているのかもしれないと急遽中断。
調べてみるとエアレーションなどに用いるために開けた穴から
水がこぼれ出していました。そこで彼は粘土状のパテで穴を塞ぎます。
水道工事などで使う耐水性のある優れものなので水は難なく止まりました。
また植物を植えつけてみると、思ったより根が長く
彼が想定したよりも少ない水で栽培可能なことがわかり
水量の再設定を行い対処しました。
最後はエアレーションのチューブを通す穴の位置を
もっと高い位置に開け直し、なんとか実験をスタートさせることができました。
このようにスムーズにいかないところが課題研究。
でもこのハプニングを工夫で乗り切るのが醍醐味でもあります。
課題研究後、HRや清掃を済ませて再開したこともあり
完成したのは17時。5校時、早く取り組んでもこんなにかかりました。
でも嬉しいことに2名の男子が部活動前に彼をサポート。
仲が良いのも新生FLORAの特長のようです。