約2ヶ月間のコールドスリープから先月目覚めたヘレボルス・ニゲル。
通称クリスマスローズですが、このところ急に気温が上がってきたためか
ご覧のとおり花びら(本当はガク片)に穴が空くなどボロボロになってきました。
また花がピンクに着色していることを考えると、太陽の紫外線に対抗して
アントシアニン系の植物色素を合成しているのかもしれません。
クリスマスローズには悪いのですが、
どちらにしても体を張って、春の訪れを告げているようです。
嬉しいことに冬につけた蕾が開き、小さな純白の花をつけ始めました。
もう雪が積もることはないので、しばらく鑑賞できそうです。
さてレンテンローズなどと呼ばれる色鮮やかな花で人気の
クリスマスローズ「オリエンタリス種」は
関東ではもう咲いているかもしれませんが、北国青森ではまだ。
大きな葉を広げていますが、蕾は見えていません。
かつて青森の露地での開花は、桜と同じようにGW頃でした。
しかし温暖化なのか、このところは開花が早まり、
4月上旬には咲いてしまうかもしれません。
暖かな日が多かった3月。今年はどんな夏になるのでしょう。