
今年は新年から雪がなく不思議な冬休みを過ごしてきましたが
さすがに寒にはいると雪が降り、今は根雪に覆われています。
さてこれは昔、名久井農業高校で発見したもの。
ご存知、ご当地柄のオリジナルマンホールの蓋です。
面白いことに南部町の「なんぶ」ではなく「ながわ」とあります。
これは古い町名。平成の大合併で南部町となる前、ここは名川町でした。
名川町の名久井地区にあるので名久井農業高校というのです。
おそらくこれは名川町時代に作られたオリジナル。
オリジナルマンホールは金型から作らなければならないので価格は通常の数倍。
1枚5〜6万円。カラーマンホールになると10万円前後にもなるそうです。
世の中には、マンホーラーというマニアがたくさんいます。
このように旧市町村のデザインがまだたくさん残っているので
それを探しながら旅行するのも楽しいようです。
このサクランボにまたがった可愛い女の子デザインは昭和61年、
ながわさくらんぼ祭りが始まる際に全国公募されたもの。
もしかしたら魔法使いという設定だったかもしれませんが、
確か県外の方の作品だったと思います。
この時、名農からもたくさん応募し、名農生が最優秀を受賞しました。
ただ文字だけのデザインだったためインパクトが弱く、
実際に採用されたのはこの可愛いイラスト作品の方でした。
ただどこにあったかはもう忘れてしまいました。
全国のマンホーラーのみなさん、雪が溶けたらぜひ探しにきてください。