
校外の大会に出場しては、その成績をポイント化して
誰が一番集めたかを競うポイントレース「フローラダービー」。
最後の課題研究で集計が行われ、ご覧のように順位が決まりました。
審査は2年次の獲得ポイント、3年次の獲得ポイント、トータルのポイント数、
さらに移動した距離、受賞した日本一の数、コストパフォーマンスの6種目。
同点も出ますが、とにかく一番多くトップになった人が優勝です。
集計の結果、優勝したのはFLORA HUNTERSの代表を務めた女子。
ストックホルムで開催された水の国際大会にも出場した強者で4種目でトップに輝きました。
2位は同じく国際大会に出場した女子と赤土研究で沖縄に渡った男子。3種目で受賞です。
彼は12月の環境系スピーチコンテストで最優秀を受賞し最後の最後に2位へ滑り込みました。
3位は女子と男子が1種目で同点。そして最下位になったのは男子。
沖縄まで渡ったのになぜか無冠でした。
ではなぜ頑張った彼だけが最下位になったのでしょうか。
実は5種目集計までは男子2名が無冠で最下位。
ほぼ同じ行動をしていたので自他ともに納得でした。
ところが最後の種目であるコストパフォーマンスで差がつきました。
計算方法は簡単。2年間かけて移動した距離を、
同じく2年間で受賞した日本一数で割るのです。
つまり日本一を獲得するのにどれぐらいの距離を移動したか。
移動には当然経費がかかるのでFLORAでは、コストパフォーマンスと表現しています。
男子2名とも獲得した日本一は3回。どちらも同数でしたが
3位になった彼は沖縄に行っていません。どうやら沖縄に行ったのがコスパを下げたようです。
悔しがる彼。最後は大笑いでダービーは終了しました。
このように数値化して遊ぶのも環境班の長年続けてきた流儀。
世界を飛び歩くFLORAならではの課題研究の楽しみ方です。