クリスマスローズが透明な容器に覆われています。
大きさはバスケットボールの半分ぐらい。
これは保温容器。早春や晩秋は気温が低くなりすぎるので
このような容器をかぶせるのです。
このクリスマスローズにも雪や霜から守るために用いられました。
また太陽が出ると中は温室のようにほかほかにもなります。
この地域では春先、畑に野菜苗を植える際、
春の強風や遅霜から守るため、肥料袋をかぶせたりします。
袋もこのドームもどちらも植物を守り、生育を早めてくれるアイデアグッズです。
もちろんペットボトルを切って自作も可能。ぜひ挑戦してみてください。
さてこの保温容器はFLORAの所有物ですが、最近使ったのは1年前。
ホウレンソウには、寒気をあてて機能性成分や糖度を高める
「寒じめ栽培」というものがありますが、
養液が凍るので水耕栽培で行われることはありません。
そこで養液を少しだけ温めることを思いついた男子メンバー。
昨年、効果を確かめるため栽培試験を行いました。
この保温容器は実験のため、ホウレンソウの種子を撒き
苗を育てる際に使われました。
努力の甲斐あって結果は大成功。年末に仙台に招かれ表彰されました。
新年度も存続すると活動15年目を迎えるFLORAには、
いろいろなグッズが揃っています。
レンタルしますので、使いたい人はぜひお問い合わせください。