
名久井農業高校の玄関前から見上げた10日ほど前の空です。
スマートフォンでは露出オーバーとなり月が滲んでいますが、
月齢は3。セーラームーンに出てくるようなきれいな三日月でした。
さて12月8日は満月。最近、ネイティブアメリカンの呼び名をよく耳にしますが
その名前でいうと12月の満月はCold Moon。
日本でも偶然なのか寒月といいます。
さてその頃の月を見上げると、そばに明るい星が見えているはず。
それが木星です。また12月14日には今年最後の天体ショウがあります。
こちらはふたご座流星群。運が良ければたくさんの流星を目にすることができます。
その昔、名農には写真部がありました。
ある夏の日、学校の許可を得てグラウンドにテントを張り、野外炊飯しながら
その部員たちとペルセウス流星群の観測をしたことがあります。
もちろん流星写真を撮影するため。流星は一瞬で消えますが、
撮影できればいつでも願うことができるということから
確か「願いが叶う撮影会」というイベントで行いました。
みんなで一眼レフカメラを5〜6台持ち寄り、チャレンジした結果
数コマですが撮影に成功。今のようにデジタルではなく
自分でフィルム現像をするので、開けて見るまでは写っているかどうかわかりません。
したがってゲーム性が高く、暗室でみんな大騒ぎしました。
後日、暗室で引き伸ばしてパネルにしたのを覚えています。
冬の流星群はとても空が澄んでいるので、とてもきれいに見えます。
ぜひ寒さ対策をしてトライしてみてください。
ところで当時の暗室は今のどの教室だったのでしょう。忘れてしまいました。