
名農祭と農産物販売、お疲れ様でした。今日は待ちに待った収穫感謝祭。
農産物奉納の後、各学科に分かれて焼肉大会となります。
たいへんなのは農場の先生。農業クラブの役員の手伝いはあるものの
事前に炭をおこしておかなければなりません。
でも名農生のたくさんの笑顔が見れるので、
準備するのも喜びになっているようです。
さてこれは2015年の様子。環境システム科に移籍した
TEAM FLORA PHOTONICSのメンバー。
つまり環境システム科の1回生たちです。
このメンバーから環境研究班という名称を名乗ることになります。
BIO-ENGINEを軌道にのせた彼らは、環境コンテストで
総理大臣賞を受賞。卒業後は、このうち1人が国立大学、
もう1人も私立大学で農学を学ぶことになります。
また就職組も農機具メーカーや農協など専門を生かした道に進んでいます。
さて今でこそ学科ごとの開催ですが、この写真の前年までは
研究班ごとに集まって焼肉を食べていました。
さらにもっと前は、各研究班が事前にどんな肉やデザートを提供すると公開。
そのメニューを見て先生方が好きなところに行って食べたものです。
一人当たりの予算が決まっているので、先生方を多く集めた班の方が
予算が潤沢。おいしいものを食べられると勧誘合戦しながら
楽しく盛り上がったものです。学年でも、学科でもなく研究班くくり。
この独特の開催の仕組みから、いかに名農は研究活動を
農業教育の柱にしていたかがよく分かります。
研究班が競い合って学校をリードしていた時代です。