
農業クラブの全国大会(北陸大会)が昨日26日から開催されています。
これは大会ポスター。北陸の特産などが描かれています。
福井県からはちゃんと恐竜が登場しているあたり恐竜王国らしく面白いですね。
大会の主な種目は研究発表であるプロジェクト発表、
弁論大会である意見発表、農業に関する知識を問うクイズのような農業鑑定、
この他にも平板測量や情報処理など技術競技もあります。
名久井農業高校は農業鑑定競技に各科の代表が出場しています。
この大会では文部科学大臣賞や農林水産大臣賞が授与されます。
文部科学大臣賞を設けるきっかけとなったのは、
かなり前になりますが長野大会で名久井農業高校が最優秀を受賞したこと。
初めて文部大臣が大会を見学された時、名農の発表にいたく感激して
翌年に大臣賞が設けられました。当時、最優秀を受賞された方は
今も地元で農業の第一線で活躍しています。
結果発表は本日。全国から集まったクラブ員の前で発表されます。
今はコロナ禍でどんな様子かわかりませんが、昔はもうお祭り騒ぎ。
最優秀を受賞したもんなら取材の嵐、地元に帰ってきても
校内をパレードしたり、テレビに出演したりと引っ張りだこでした。
農業高校の甲子園ともいわれる大会なので本人はもちろん、
学校としてもレベルが問われるのでドキドキ。朗報を期待します。
さて長野大会で名農が最優秀を受賞したのが「食用菊」の研究。
今、南部町は最も美味しいといわれる品種「阿房宮」の収穫時期を迎えています。