
これは先月下旬、2年生のビジネス系の授業です。
いつもはビジネスの仕組みやビジネスマナーを学んでいますが
ご覧の通り、二十日大根の生産販売も行なっています。
今年は2人1組。4グループがその売り上げを競っています。
しかし欲しいのはお金ではなく、生産販売に伴って生ずる金銭データ。
生産では資本金の他に、作業ごとに種子代、肥料代、土代、
またプランターのレンタル料、保温用の不織布などがかかります。
販売になっても販売用の袋代などがかかりますが、逆に収入も発生します。
さらに金額ではありませんが、栽培面積や作業労働時間、社員数も
経営を診断するうえで重要です。最終的にこれらをデータをもとに
どのグループの経営が優れているのかを分析しようとしているのです。
とはいってもこれはお遊びのような小規模経営。
最終的には、今年学んだ知識を活用して来年受講する
学校設定科目「起業チャレンジ」で
水耕温室経営に本格的にチャレンジすることになります。
学習者のモチベーションを上げるのが、楽しく競い合うスタイル。
今月中旬には販売されるはずです。
さて名農の2年生は明日からインターンシップ。
地域で3日間の職場体験となります。
地元企業が受け入れるようになったことからも
コロナが徐々に収束に向かいつつあるのがわかります。
起業チャレンジ、インターンシップ。働くを学ぶ名農生です。