
ずいぶんと貧弱な細身の洋梨です。
これはストックホルムのホテルの朝食に毎回登場する果物で
自由にとって食べることができました。
しかし見た目と違い、丸かじりすると十分に甘くて美味しいのです。
品種名はわかりませんでしたが、美味しいと食べている人も多かったようです。
さて洋梨といえば「ラ・フランス」を思い浮かべる人も多いと思いますが
ここ南部町では違います。南部町はフルーツの里ですが
洋梨栽培も盛んで町の代表的な品種は「ゼネラル・レクラーク」。
1950年にフランスで発見された洋梨で日本には1970年に入ってきました。
ストックホルムの洋梨とは違い、500gもの大きな果実は、
なめらかな口当たり、そして甘く豊かな芳香で
とても美味しい品種として人気です。
このゼネラル・レクラークの生産量日本一はもちろん青森県。それも南部町周辺。
栽培面積32haは、全国の65%以上のシェアを誇っています。
収穫はちょうど今頃。各農園で収穫が始まっています。
この秋は南部町特産の美味しいフルーツをぜひ食べに来てください。
名久井農業高校は今日から4日間、3回目の考査となります。