
今年は春からメンバーが2組に分かれ
塩害抑制研究と赤土流出抑制研究の2つに取り組んできました。
ビーカーなどを使う理科実験だったため、活動は校内の実験室。
また高糖度水耕栽培を競うトマトチャレンジも行いましたが
土肥実験室で行われたので、温室はほとんど利用せずに
ここまできてしまいました。青森は10月末になると気温が下がり
もう栽培はできなくなるので、まもなくゲームオーバーとなります。
ストックホルムから帰国した先日、久しぶりに訪れると室内は高温。
雨がまったく降らない温室は皮肉にも乾燥地になっていました。
そんな乾燥地となった馴化温室でやらなければならないことがあります。
それが大掃除。なぜならかなりの確率で環境研究班は今年でお取り潰し。
そうなると馴化温室は本来の持ち主である生物工学研究班に返す必要があります。
活動を始めて14年。たまりにたまった資材を片付けなければなりません。
今までは文化祭で中古の資材を叩き売りしてきましたが、
今年は地域のお客様を迎え入れるかは不明。
まったく先が見通せない状況にありますが、
何はともあれ行わなければならないのは片付けという名の終活です。
今は残暑厳しく活動できませんが、涼しくなった頃を見計らって
10月下旬までには数度にわたり決行したいと思います。