
ここに3つのコンパクトデジタルカメラがあります。
上段はCaplioGX100(2007年発売)、中段はCaplioGX(2004年発売)、
そして一番下はリコーGX200(2008年発売)。
すべてリコー社のカメラなのでデザインがそっくりです。
実はこの並びは手に入れた順なのです。
でもおかしいとは思いませんか。2回目に購入したのが最も古いのです。
また最も新しく、数年前に手に入れたものでも2008年製。
とんでもなく古いとは思いませんか。これには理由があります。
一番上はコンパクトデジタルカメラながら、当時としては画期的な24mmの
広角レンズが装備されています。とても使いやすく画質もきれいなので
長い間、課題研究で使用されました。決して高級品ではありませんが
求める画像を得るにはぴったりでした。
しかし残念ながら今はちょっと不調。静かにカメラケースの中で眠っています。
中段のカメラはTEAM FLORA PHOTONICSが植物のネクターガイドを撮影するために
手に入れたもの。中古なので数千円で購入しました。新しいカメラと違って
UVカットレンズではありません。したがって紫外線に反応するネクターガイドが
よく写るという訳で、古い機種をあえて探した記憶があります。
古い方がいいこともあるんですね。そして下は数年前に入手したもの。
最初のカメラがとても使いやすかったのですがちょっと不調。
そこでもう一度使いたいと思い、中古を手に入れたのです。
フローラにはたくさんのカメラがありますが、すべて研究活動のためのもの。
それにしてもみんな古いカメラとは、おかしな話です。
現在、ストックホルムに渡ったフローラハンターズ。
掲載される写真はGX200とiPhoneによるものです。