ご覧ください。ちいさなトマトが結実しています。
まだ緑色ですが、以前の栽培経験から
おそらくほとんどこの大きさで着色していくものと思われます。
名前は通称マイクロトマト。世界一小さなトマトです。
正式名称はSolanum pimpinellifolium(ソラナム ピンピネリフォリウム)という
トマトの野生種のひとつで、可愛いので20年ぐらい前に話題となりましたが
実用的ではなかったのかなかなかスーパーマーケットで見かけることはありません。
でもスグリのような小さな果実ですが、味はしっかりトマト。
美味しいのです。みなさんはこのトマトをどのようにして利用しますか?
昔よく見た用途はサラダ。緑のレタスサラダの上に
この可愛いマイクロトマトを丸ごと数粒バラバラとトッピング。
緑のキャンバスに散りばめられた赤いトマトのサラダは
まさにお洒落な食卓を飾る「映える一品」となります。
ただ生産量が少なく、流通ルートに乗っていないことから
手に入れようと思ったらとんでもない高級品。
100gでなんと1000〜2000円という高値で販売されています。
ただ種子は比較的簡単に手に入れられます。
1mオーバーの草丈になるので支柱は必要ですが
野生種なので強く栽培も簡単。誰でも育てられます。
興味のある方は、ぜひ来年チャレンジしてみてください。