名久井岳と夏雲がきれいな名久井農業高等学校。
北国とはいえ気温は連日30度を越しています。
実は名農のある南部町は近隣の八戸市よりも毎回1度ぐらい気温が高いのです。
理由は地形。名久井岳の麓である南部町はやや盆地なのです。
また見えている名久井岳の反対側の三戸町はもっと盆地地形。
南部町よりも気温はさらに1度高くなるようです。
しかしこの地形が低温多湿の偏東風「ヤマセ」の侵入を防ぎ
冷害多発地帯でありながら奇跡のフルーツ産地となっているのだから文句はいえません。
さてこの暑い中、農場では毎日のようにどこかのクラスや
研究班が出校しては研究活動に励んでいます。
なぜなら作物の生育調査は基本1週間に1回。
したがって夏休みに約3回ほど出校しなければデータがとれないからです。
ところが環境研究班はなぜかいつも不定期。
農業高校の研究班とはいえ、作物を栽培する機会が少ないからです。
さらに今年はまもなく行われる水の国際大会のオンライン審査の練習のため
8月前半に集中して出校日を設けました。
先週、すでに体験入学のために2度出校しましたが、大会のための本格練習は今日から。
フローラハンターズからTEAM JAPANへとトランスフォームして挑みます。
ところが夏休みの名農にはエアコンが入りません。
扇風機を回して頑張っています。
ちなみにストックホルムの今の気温を調べたら最高気温で23〜25度。
ところが最低気温は15〜18度。日中は過ごしやすいのですが、朝夕は寒いようです。