
土を混ぜ合わせた三和土チーム。
土の種類や混ぜ方を変えて4種類の鉢植えを作りました。
今回の実験のポイントは赤玉土に添加したバーミキュライト。
実はこのバーミキュライトは水質浄化に使ったもので
市販のバーミキュライトよりも窒素分を吸着しています。
昨年の秋、主任研究員の彼女はマイクロバブル水を使って
吸着されている窒素分を回収し、液肥として再利用することを考え
実験しましたが、思ったよりも回収できません。
相当、がっちりくっつけているようです。
諦めかけていたところ、思いついたのが植物に回収させること。
植物は根を伸ばすことで吸収できます。
過保護にしないで植物自身でとりにいけというわけです。
題して「Catch and Reuse」。
魚釣りではないのでリリースではありません。
回収して利用できるかを試す植物はレタス。
実はこれも余り物の有効利用。
水研究チームが使うために手に入れたレタス苗が少し余っていたので
使わせてもらうことにしました。
実験も実験材料も共通点は「もったいない」。
仮説通りの結果になるか楽しみです。