これは環境システム科のビジネス系の授業。
選択授業なので大学のゼミ並みの少人数です。
1学期最後ということもあり、いつもと違う内容となりました。
ご覧ください。一人がホワイトボードの前に立って
他のみんなに何やら説明しています。
これは南部町を舞台にした農業系ビジネスのアイデアを披露している風景です。
前回、農業系の新聞をじっくり読み込み、気に入ったものを見つけた彼ら。
それを各自、南部町版にアレンジして説明しているというわけです。
いくら元ネタは新聞にあったとしても、
そのまま南部町に持ち込めるものなどありません。
時期やら作物、運営形態などを再構築しなければなりません。
そこが腕の見せ所です。ときどきこのような取り組みをしますが
名農生はアイデアが豊富。なかなか優れた提案をしてくれます。
また今年はどの人も説明が上手で、質問にも的確に答えてくれます。
さらに驚くことに発表者以外のみんなが、これまた良い質問をします。
かつて同じような内容の授業を南部町役場の方を招いて
行っていた時期がありましたが、今回も紹介したいアイデアばかりでした。
探求学習を柱とした新学習指導要領に基づく学習指導が始まりました。
しかし何十年と課題解決学習に取り組んできた農業高校では
戸惑うことなどありません。